TEEN 手洗い場から見上げた風景


あれは、初恋の淡い甘いひと時だった。

学校の廊下でクラスごとに、手洗い場が設置してある。

私と貴女のクラスは一階と二階に分かれてたけど、校舎構造がL字型のため、曲がり角にクラスが配置されたおかげで、廊下に出ればお互いを見ることができる。

体育の授業から戻った時に、友達と手を洗ってると、ふいに、本当になんとなく頭を上げたら、貴女がいた。
廊下の椅子に寄りかかって、猫が窓際で日向ぼっこしてるようで、のんびりと私を見ていた。

視線が合った瞬間、貴女が笑った。あたかもこの瞬間を待ってたかのような感じ。かっこよくて綺麗。

もう付き合ってるのに、私は急に恥ずかしくなって、一気に顔が真っ赤になったけど、喜びを抑えられなかった。

急いで手を拭いて、貴女に向かって小さく振った。

誰かがシャッターを押してくれたかな。
貴女が二階の廊下から微笑みながら私を見つめてるあの姿

ずっとずっと脳裏に焼き付いて離れない。

接吻もしていなかった私たち、だけど二人の距離は近かった。

甘酸っぱい17歳の初恋。

はじめてのときめき
風に吹かれながらも
風に乗ってもいる

涙、笑い、口喧嘩
あらゆる感情を使いこなし
何かの世界を意のまま織り成す

幸せだった

學校走廊

小學、國中、高中的走廊上,通常一個班級就會有一座洗手台,讓大家不用跟不認識的人擠。
也方便老師們上完課洗去手上粉筆的灰。

另一個貼心設計就是隨著走廊延伸的石椅設計,下課十分鐘常常會坐在走廊上聊天或放空。

那是人生中第一次談戀愛。

我們雖然不同班也不同樓層,但剛好學校大樓是L型的,座落在L轉角處的我們,在走廊上便可看見對方。

上完體育課,和朋友回到走廊上洗手,一個不經意抬頭,真的只是一個隨意舉動,揚起視角,對到了妳熾熱的眼神。

我感到時間停止了。

妳慵懶坐在石椅上,每個班級在石椅平台上種的植物隨風搖曳,妳手托著臉看著我,彷彿在測試我要多久才會發現妳。

視線對到的瞬間,妳笑了。

明明已經在一起了,可我還是倏地紅了臉頰,嘴角止不住笑意,而後輕輕和妳揮了揮手。

二樓的妳俯視,一樓的我仰望。

可能當時有人幫我在腦海裡拍了張照。
妳微笑優雅的身姿,透著些許逆光,這個場景,深深烙印在我記憶裡。

我們沒有接吻過,可是卻是那麼接近彼此。

初戀
是隨風飄逸的輕盈
是眼淚、喜怒哀樂的奔騰
是感性、寫詩愁苦的無束

青澀甜蜜的17歲。

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