SIGHT 偏愛


だれかの偏愛を通して見れば、いつもの街も初めての旅先に変わる。

電車内の広告、小田急線の偏愛紀行より

事務職の私、平日は家⇔職場だが、たまに上司がいない時、代わりに用事を済ませに外へ出かける。

会社では、女性をあまり外出させたくない風習があるため、こういう時は私にとってボーナスタイムのようなラッキーひと時。

普段使ってない路線、歩かない道、見かけないオシャレさん
新鮮で心が躍る。

同じ都市にいても、旅行気分を味わう。
今度その色、その仕草を身につけてみようかな
乙女心がくすぐられる

思いを馳せてる中、電車の椅子に座り、ふと見上げた小田急線のコマーシャルは、タイムリーで心が打たれた。

都会に通勤してる人たちが見慣れた風景が、一田舎者の私の目には、ほっとする旅先に変わった瞬間。

見慣れたものを見慣れないものにすることを異化と言うが
小田急線の偏愛という言葉がとても好き。

目のフィルター次第で
観る、聞く、感じる世界をいかにも造形できる。

あゝ
足先が小刻みに踊り出した。

ストレッチのためじゃないよ
(向こう側に座ってる人のちら見へ注解)

「偏愛」

「偏愛,讓日常搖身一變成初次探訪的異境」

摘自小田急線的偏愛紀行


朝九晚五的上班族,日常活動範圍通常侷限在家跟職場之間。加上公司偏保守的氛圍,並不太讓女性出去跑業務。

主管不在的非不得已時,才會讓我出去代為處理。
對我而已,這種外出就是一種小確幸,可以透透氣!

平常不會搭的電車路線、沒走過的路、不常看到的時尚
視線所及彷彿都是未知,讓我雀躍

明明身處同一城市,卻像體驗某趟只買了車票的旅行。
那些個色彩、舉手投足,都會的OL原來是這樣裝扮。
內心愛美的小女孩蠢蠢欲動,拿出塵封已久的鏡子張望

當我的思緒這樣奔騰在感動時,一抬頭瞥見車廂內的小田急線廣告,那文字來得好即時,就像在替我抒發一般。

都會通勤族看膩的日常,卻成為我悸動不已的瞬間

將理所當然的東西陌生化的過程稱為「異化」,但我也好喜歡小田急線的廣告中所使用的「偏愛」

只要願意,世界可以隨著我們的眼睛濾鏡瞬息萬變。

滴、滴答,腳步輕踏起了旋律。

不是在做足部伸展吶(給坐在對面的陌生人)

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