SIGHT 偏愛
“だれかの偏愛を通して見れば、いつもの街も初めての旅先に変わる。”
電車内の広告、小田急線の偏愛紀行より
事務職の私、平日は家⇔職場だが、たまに上司がいない時、代わりに用事を済ませに外へ出かける。
会社では、女性をあまり外出させたくない風習があるため、こういう時は私にとってボーナスタイムのようなラッキーひと時。
普段使ってない路線、歩かない道、見かけないオシャレさん
新鮮で心が躍る。
同じ都市にいても、旅行気分を味わう。
今度その色、その仕草を身につけてみようかな
乙女心がくすぐられる
思いを馳せてる中、電車の椅子に座り、ふと見上げた小田急線のコマーシャルは、タイムリーで心が打たれた。
都会に通勤してる人たちが見慣れた風景が、一田舎者の私の目には、ほっとする旅先に変わった瞬間。
見慣れたものを見慣れないものにすることを異化と言うが
小田急線の偏愛という言葉がとても好き。
目のフィルター次第で
観る、聞く、感じる世界をいかにも造形できる。
あゝ
足先が小刻みに踊り出した。
ストレッチのためじゃないよ
(向こう側に座ってる人のちら見へ注解)
★
「偏愛」
「偏愛,讓日常搖身一變成初次探訪的異境」
摘自小田急線的偏愛紀行
朝九晚五的上班族,日常活動範圍通常侷限在家跟職場之間。加上公司偏保守的氛圍,並不太讓女性出去跑業務。
主管不在的非不得已時,才會讓我出去代為處理。
對我而已,這種外出就是一種小確幸,可以透透氣!
平常不會搭的電車路線、沒走過的路、不常看到的時尚
視線所及彷彿都是未知,讓我雀躍
明明身處同一城市,卻像體驗某趟只買了車票的旅行。
那些個色彩、舉手投足,都會的OL原來是這樣裝扮。
內心愛美的小女孩蠢蠢欲動,拿出塵封已久的鏡子張望
當我的思緒這樣奔騰在感動時,一抬頭瞥見車廂內的小田急線廣告,那文字來得好即時,就像在替我抒發一般。
都會通勤族看膩的日常,卻成為我悸動不已的瞬間
將理所當然的東西陌生化的過程稱為「異化」,但我也好喜歡小田急線的廣告中所使用的「偏愛」
只要願意,世界可以隨著我們的眼睛濾鏡瞬息萬變。
滴、滴答,腳步輕踏起了旋律。
不是在做足部伸展吶(給坐在對面的陌生人)
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