SEWING ミシン


多くの言葉は要らない。本当は言葉が浮かんでこない。またいつか別の物語を話すであろう。

市場の雑踏の中に佇む、小さな営み。

糸の往復、代々継がれてきた技術、お客さんの様々ヘンテコな依頼に応えてきた。
どんなリクエストが印象に残ったのかな。

持ち主不明の服が隙間に詰められっぱなし。みんな、忘れたのか、払えなくなったのか?

ギシーギシー、ミシンのペダルを高速に踏み大急ぎ案件をこなす姿。最近多いのは、洋服の腹回りを緩めてほしい、という近所のおばさんたちからの依頼らしい。想像が膨らむ。
そして足を組んで楽勝する動きもたまらなく好き。

結局自分が一番飾らない。

一小間にたくさんの人間模様が行き交って、時間が止まった。

「裁縫」

不需要太多言語,也或許我找不出適當的故事來敘述。有機會再將他重新詮釋。

座落在菜市場一隅的繡補店。

針線來回穿梭於布料之間,熟練的技術,應付了客人各式各樣的要求。
也許有一兩件是老闆嘔心瀝血的巨作。

沒有人來認領的衣服塞滿桌子底下,是被遺忘了呢,還是主人沒有錢來帶回?

踩著裁縫機的踏板,唧唧聲,老闆奮力趕工;更多時候是鄰居阿姨要求的放寬腰圍。那些個身影栩栩如生,躍進我的想像裡。
翹著腳悠閒工作的姿勢,也讓人嚮往不已。

比誰都熟悉布料的老闆,身上穿的反而是最樸素的白。

時間靜止下來,我看到了許多小人物大人物來來去去。

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