OND DAY OF A SEAGULL あるカモメの日記


何を飛ばしてるのかな。

形が奇妙な巨大クジラの上に乗ってる人間たち、手に持った小さな袋から何かを出して絶えず空に投げている。
悲鳴に近い歓声が激しい。

飼われたことがあって人間の言葉が分かる従兄弟に聞いてみよう。

「んと..えーびーせーんっ、えびせん、あ、えびせんて書いてるんだ!」

従兄弟は自分の学識が役立ったことに狂喜のようである。思わず半回転した。子供っぽい性格だ。

どうも人間はえびせんというものを僕たちへの食べ物にしているらしい。誰にも拾われず海に落ちたものから推測すると、おそらくミミズを干したものかな。人間も風情を理解できる生き物だね。

周りの鷹兄さんたちは勢いよくキャッチしてる。やれやれ、すっかり慣らされているじゃないか。
少し譲ってよ、僕たちは急旋回、急落下が苦手なんだから。

自分の投げたものが受け止められると、人間たちは名のない踊りをし出す。クジラはちょっとだけ揺れたけど、一定の泳ぎをキープしてる。
その泳ぎの秘密を聞きたいが、声をかけても返事をくれない。仕事中はおしゃべり禁止か、ただ気高く僕たちの相手をしたくないのか。
全く、煙ばかり噴き出して、ゴォン〜と鳴いてる仕事は、僕には御免だ。

風が来た。では、お先に。

人間たちは少し名残惜しそうな表情。

「海鷗」

在丟什麼呢?

長得有點奇特的巨大鯨魚身上載著好多人類,他們從手上拿著的小袋子當中取出某種東西,然後一直往天空中拋。
近乎尖叫的歡笑聲好震耳。

我來問問懂人類語言的表哥,看那袋子上寫些什麼。前幾年,表哥因爲飼主忘了鎖門他才得以重獲自由。

「欸⋯ㄒㄧㄚ⋯ㄨㄟ⋯ㄒㄧㄢ,ㄒㄧㄚㄨㄟㄒㄧㄢ,唔⋯⋯啊!是蝦味仙!」

表哥對於自己的學識可以幫得上忙感到很興奮,不禁小小迴旋了了一下,真是小孩子個性。

似乎人類把這個叫做「蝦味仙」的東西當作是我們的食物。從掉落海面沒被吃掉的殘骸來看,想必是曬乾的蚯蚓。人類也是挺理解風情的生物嘛!

周圍的老鷹大哥敏捷地接住所有拋物,看來是習慣了這項與人類之間的遊玩。
讓我們一下嘛,畢竟我們的翅膀不擅長急轉及急落。

自己丟出去的蝦味仙被接住時,人們會跳一段不知名的小舞步,鯨魚身子有些搖晃,但還是維持一貫速度前進。
我想偷偷請教他這游泳的技巧,為什麼能夠這麼穩定持久。但不管我怎麼叫喊他都不理會,是上班時間禁止交談,還是他只是不屑與我們來往?
嘖,只會吐煙和不停轟轟叫的工作我才看不上眼呢!

起風了,我先走一步哩!

人類們的表情似乎有些落寞。

Sony A7ⅱ

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