MAMMAL 巨獣


4.5万年前のオーストラリア、1.6万年前のアメリカに棲息していた巨大哺乳動物たち、ネットで写真を眺めていたら、今人間が踏んでいる地面を、彼らも踏んでいたと思うと、
不思議で仕方ない。

印象に残ったのがground sloth(地上性大型ナマケモノ)という生物。アニメに出たかわいらしいナマケモノともはや名前しか共通点がなく、立つと身長はなんと6メートルもあるらしい!
このコントラストが奇妙な気分を引き起こす。思わず何人分の私を重ねた先を見上げた。目を閉じて想像してみる。出くわしたら、心が空っぽになったような恐怖とともに、命の神秘さに触れる感動も湧いてきた。
巨大動物しかない世界ってどんな秩序を保っているのか。創造者たちは何をモデルに設計したのか、聞いてみたいところだ。

謎めいた先史時代、読み解きたくても手掛かりが少ないようだ。歴史学者でもないし、岩に刻まれた暗号が読めるわけでもないので、本をかじって白昼夢に浸かることにしよう。

偶然見つけた柄、それが昆虫や植物、花の身についていたりする。限られたちっぽけな認識と違うので、驚愕の気持ちになる。
その柄を構成する物質には、はるか遠い太古の動物たちの種を受け継いできたものがあるかな。ミクロにマクロ、マクロにミクロが存在している。
結局すべては繋がっていることに終着する。

人間と出会う前のキミ達と会ってみたい。おっと、わたくしも人間なんだからダメか。



「巨獸」

4.5萬年前的澳洲以及1.6萬年前的美洲,考古發現在那裡棲息了許多巨大哺乳動物。上網搜尋了照片,有種奇妙的感受油然而生,我們現在踏著的土地,都曾有他們奔騰的足跡。

最讓我印象深刻的是「巨型地懶」。跟出現在卡通裡的樹賴幾乎沒有相似之處,直立時的身高竟高達6公尺!這樣對比上的違和,搔癢了心中某種被遺忘的好奇心,像是發現了什麼不該看的東西一樣,蓄勢待發的生命力。
6公尺的視線,不禁在腦海中堆疊了幾個自己,抬頭看著那高度,閉上眼。
如果我遇見了地懶呢?恐懼襲擊而來,心像被掏空一樣恐慌。但同時,我注意到了心底深處,燃起一種接觸神秘時的雀躍,那是一種對生的感動。

只有巨型哺乳動物的世界是什麼模樣?造物者是用什麼標準設計出來的呢?生命起源的奧妙,充滿了好多疑問。
史前時代至今仍是覆蓋在一團迷霧當中,即使這時代令人嚮往,但我既不是考古學家,也解不開那些刻劃在岩石上的暗號。還是乖乖啃著書發白日夢吧。

無意間發現的花紋,有時被昆蟲穿戴,有時又染印在植物花草身上。與所知的紋路不同,每每都產生一種驚奇感,又妖豔又詭譎。
構成那花紋的物質中,是否存在著亙古時代動物們的DNA呢?素粒子或意識都好。

一粒沙涵蓋了世界,世界也充斥無數的沙塵,追根究底,全部的人事物都是連接在一起的。

好想見見人類踏進那片大陸前的你們。啊,我忘了我也是所謂的人類。

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