仕事する人/BARISTA バリスタ


なぜか、昔から仕事する人たちの姿が好き。そのために、新しいシリーズを作った。
シリーズというと、壮大なイメージを抱くが、ただ単にテーマを一個増やした。
どう育てていくのか、模索しながら様子を見ていきたいと思う。
物語にするのか、気持ちを載せるのか、一言で完結するのか、これもまた試行錯誤させていただく。

OLやサラリーマンが休みになっている週末や休日に、仕事している人たちの姿を見ると心が動かされる。田んぼで一生懸命に土を耕している方や、庭木の冬囲いに取り組んでいる方など。もちろん、休みは平日にずれ込んでいると思うが、その違いが面白くって。お互いがお互いを支えあっている一体感を味わう。

今日見つけた写真は、バリスタ。

バリスタの目つきと手捌きにいつも驚嘆する。浮き出ている筋肉の線にたくさんの修業を物語っている。

豆を選別し、挽いたり、客の好き嫌いを聞いて、酸味と濃さを調整したりする。マシーンがどうであれ、バリスタは一滴目から大事に育ててくれる。私の目からどれも同じに見える豆は、保存方法次第で風味が異なる。経験の蓄積が必要なプロの世界だ。
クールの方が多いが、扱っているのは人の口に入るこだわりだからかな。

コーヒーのおいしさには、豆、淹れ方、店のストーリーだけでなく、作る人の性格も強く影響しているように思う。そのトータルをもって一回きりか常連かが分かれる。拠りたい心の居場所によってその日行く店が異なる時もある。

アンティックな雰囲気をまとい、優雅に見えるが、バリスタの友人に尋ねたところ、注文がない時でも休む暇なく、やることが細かくていっぱいだって。体力と根性勝負の仕事だから、覚悟がない人に、バリスタまたは店オープンをお勧めしないらしい。

ブラックコーヒーを飲むようになったのは2、3年前。誰かに近づきたくてその誰かのお好みを取り入れる、いつものパターン。それ以前は牛乳たっぷりのラテしか飲めなかった。
といっても、コーヒーの香りと匂いに、不思議な力を秘めているようで、包まれると気分が高揚し、連帯的に心の教養も深まったような感覚に陥る。中毒性ってやつだ。だからやめられない。
外出制限がなされている今、うちカフェでお湯ポットで淹れたドリップも、マグカップと想像力次第で8割くらいはそれらしき雰囲気を満喫できる。

コーヒーの苦みを自分の中の何かと重ねた。だから飲み干すといつも頭がすっきりする。
私たちが求めているのは、正解のない答えに辿り着くための閃きなんだ。

「工作者的身影/咖啡師」

從以前我就很喜歡工作者的身影,因此為這主題新開了一個系列,說是系列有些太氣派,其實就是增加了一個主題區。還不確定要怎麼定調,就邊寫邊孕育。

每當看到在周末例假日工作的人們時,心中都會莫名感動。例如操作著耕地機來回在廣大田裡奔騰的農民、又或是幫忙建構遮雪竹架的庭園師傅等。雖然知道他們的假日是跟平常人錯開的,但就是這個差異讓我感到不可思議,有一種互助和諧的一體感。

今天發現的照片是「咖啡師」。

咖啡師專注的眼神和熟練的手勢總是令我驚嘆。手上的肌肉線條,不言而喻了經年的磨練。

挑選、研磨,依照客人喜好調整酸味和後勁,不論是用什麼機器沖泡,從落下的第一滴開始咖啡師就傾盡全力。在我看來每顆豆子都長得一樣,但對咖啡師來說就連保存方式都會影響風味,這是一個需要經驗累積的專業領域。
咖啡師寡言的很多,也許是因為他們接觸的是要送進人們嘴裡的挑剔。

咖啡的好喝不只在於豆子、沖泡法或品牌故事,咖啡師的個性也影響甚鉅。綜合各種要素,我們會在心中評斷是否會再次光顧,更甚是成為常客。而擁有很多口袋名單也是因為每家咖啡館觸動的都是不同層面的情緒。

文青氣息,看起來優雅,但聽友人說,咖啡師其實在後台時是非常忙碌的。作業繁雜,耗時又耗體力。所以沒有覺悟的人,她通常不建議走這一行。

開始喝黑咖啡也是這兩三年的事。我的一如往常,為了在意的某個人,去接觸了那某個人的喜好。在那之前,我只能喝充滿大量奶香的拿鐵。
話雖這樣說,咖啡的香氣似有種神秘的吸引力。當被那濃郁的咖啡味包圍時,總覺得心情洋溢,好像內心的文化底子也加深不少,連帶地提升對自我的肯定。咖啡讓人上癮的原因也許是如此。
在限制外出的今日,在家用熱水壺沖泡出來的陽春也多少努力付出了貢獻,憑藉著杯子和想像力,也可達到咖啡師帶給我們的幸福感約八成。

咖啡的苦澀,與內心某種記憶重疊,於是總在喝完後覺得舒暢。
我們在追求的,是希望能獲得一些靈感來面對沒有正解的答案。

Sony A7ⅱ

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