SOLITUDE 孤独


どこかで孤独感のランキングを見た。

一人映画館
一人カラオケ
一人焼肉
一人海外旅行
一人遊園地
一人引っ越し
一人入院―手術―退院

書いてみて、何個か当てはまったことにびっくり。

では、一人社員旅行は?

まずい空気が流れている新幹線の座席間。
会話の空白を埋めようと、みんなはいつものペースを崩して頻繁にビールを飲むしかない。
親睦を深める目的が、誰がお酒に強いのかを競うゲームになった。

しかしその一方、お酒と頻尿、嘔吐の因果関係がもたらした面白い思い出も数々生まれた。
失態が唯一喜ばれる時。これも妙な日本風習。
いまだに珍エピソードはお茶の間で話題になる。

えっ、私?
そりゃ~ひ・み・つ
でも否応なしに可愛がられるテクを身につけた。
切なく迎えた、大人になったプロセス。

ご心配なく、性格は簡単に変えられない。
強烈な違和感を覚え始めた私が取った行動は、個人主義に徹すること。
愚痴交換大会の飲み会、派閥を強化するための食事会へは参加しない。
だいぶ職場で浮かれてしまっている。

その最高傑作は3、4年前の社員旅行。

目的地は、isolated、とある島。
昼頃ホテルでチェックインしてから、夜宴会までの時間は自由行動。みんな一斉に島探険に出た。

グループ分けに取り残された私は、ラッキーと思った。
社員旅行中に一人で行動できるなんて。

ぶらぶら迷宮のような路地を散策した。方向が分からなくなったら、海に向かって歩けばいい。
そんな時、ある角を曲がったら、このシーンと出会った。
思わず微笑んだ。

女の子の後を追う男の子、慌てる「待って~」の声が届いた。
これからどこに行くのかしら。

気づけば、集団行動ができなくなっているのが今。
苦手な社員旅行も、夏の行事も、欠席の言い訳を考えなくて済む。

一人の時間がどっと増える。
孤独を受け入れようの話ではない。
孤独に退屈を感じてみる。

そうしたら、この状態と自然に付き合える。
楽しくもなく、怖くもない。漠然とした不安もない。
「孤独」を意識しなくなった時点で、
感情は穏やかで、エネルギーも無意識の間に消耗されなくなる。

可愛い青春を迎える幼馴染の物語をするつもりだったが、お酒のつまみ話になってしまった。酔っていなければ、ポイっと捨ててください。

いつか甘酸っぱいラブストーリーをこの写真に吹き込もう。



「孤獨」

曾經在網路上看過孤單境界的排行榜。

一個人看電影
一個人唱卡拉OK
一個人去烤肉店
一個人國外旅行
一個人逛遊樂園
一個人搬家
一個人手術

上述中我還做過不少呢!
那,一個人的員工旅行呢?

尷尬的氣氛瀰漫在新幹線車廂中,為了填補對話中的空白,大家不停拿起啤酒罐,不知不覺中喝進比平常多的量。
員旅本來是要增進員工之間的感情,卻成了酒量多寡的競賽。

但是,喝酒與頻尿、嘔吐間的因果關係也帶來許多有趣的回憶。
對失態的包容度,在員旅中瞬間提高不少,這也是一項挺奇妙的日本風俗。
如今同事間仍會在茶餘飯後聊起印象深刻的各種事蹟。

咦,我嗎?
這是秘密。
不過不得已在這過程中,我學會了討長官歡心的訣竅。
無奈地成長為大人。

但請不要擔心,性格不是那麼容易改變的。
對職場文化有著強烈違和感的我,採取了個人主義來抗衡。
交換八卦、拉攏小圈圈的飯局一律不參加。
雖也是過的相安無事,但就是容易顯得特立獨行。

集大成就是在3、4年前的員工旅行。

這次的目的地是離島。
大家一下船,便先到旅館寄放行李,之後有一整個下午的時間可以自由活動。同事們拿著地圖,三五成群地開始了島上探險。

沒有分到組的我在內心狂歡,從來沒有一次的員工旅行可以一個人行動。

在錯綜複雜的小徑中悠閒地散步。迷路時只要朝著大海的方向前進即可。
就在一個不經意的轉角,我遇到了這一幕,嘴角不由得上揚。

男孩追著女孩,慌張地喊著「等等我」
他們要去哪呢?

再也無法集體行動的現今,不必煩惱缺席員工旅行或公司各式活動的理由。
一個人的時間變多了。

不是要說接受孤獨,而是想表達,試著不理會它。
不予理會,也就沒有期待、沒有害怕,也沒有那茫然的不安。
意識不到孤獨,情緒就不會波動,能量也不會在無意識間消耗殆盡。

本來是想寫些青梅竹馬的輕鬆小品,沒想到卻成了大人的下酒菜。
如果醉不了,就丟棄這篇吧。

之後有機會可能寫寫兩小無猜的酸甜青春。

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