PLANTS CALENDAR 植物カレンダー

今年『植暦』という名前の卓上カレンダーを買った。

一枚ずつ捲るタイプで、毎日違う植物やお花が描かれている。

ふち?それとも枠か?しか描かれていないので、自分で好きなように色付けることができる。

今年ももうすぐ半分も過ぎるのに、まだ作者の意図がつかめない。

なんでこの日にこの植物を選んだのだろう。

絵の下に花言葉ではなく、あり方に近い一言が書かれている。

なんでこの日はこの言葉なのか、さっぱり分からないが、

不思議といつも自分のその日の気分と呼応しているように思う。

2020年1月2日 SNOWBERRY

【狂妄】 大いに妄想しよう!幸せで豊かな生活は、まず制限のない妄想と根拠のない自信から始まるのだ。

—–未来への期待を手紙に書いて箱にしまっておこう。


2020年2月1日 ORNAMENTAL ANANAS

【人厭】 自分らしく生きているかどうかの判断基準は、人から嫌われているかどうかである。

—–つい最近嫌われた時を振り返ってみよう。

きっとそれは自分の本音に従った時だろう。


2020年4月1日 SMILAX ASPARAGUS

【子供】 一生懸命大人になろうとするのは、子供らしく生きるためだ。

—–ローリーポップキャンディを買って食べよう。


こんな感じの日々。

まだたくさん心の琴線に触れた言葉があるが、全部書き記すときりがないので、

あともう一つ読んで心が躍り出したものを紹介しよう。

2020年5月17日 ERICACEAE ERICA

この日はあり方ではなくて、花の由来が紹介された。

だいぶ昔、地球上のあらゆる植物やお花たちは、自分の居場所をちゃんと選んでいたらしい。

たとえば、蓮は湖を、菫は苔を、百合は池を棲み処にしている。

しかし、ごつごつした山岩は、いくら声をかけて誘っても、誰も来ない。

そこで、目立たない躑躅がやってきて落ち込んでいる岩にこう言った。

「花を咲かせることはできないが、あなたを暴風や大雨から守ることができるわ」

岩は喜んで躑躅を迎え入れる。すると翌日、山岩一面に綺麗なお花が咲いていた。

最近読んだ記事と似ているなと思った。

人は誰しも自分にとってのベストポジションがある。

他人と一緒じゃなくてもよい。一位じゃなくてもいい。

その位置にいて楽しく気分がノッていれば十分。

舞台でも、華やかな役者がいる一方、裏方で照明さんや音声さん、美術さんなど、たくさんのプロたちが支えている。

得意と役割がきれいに一致しているから、最高なチーム、そして舞台が出来上がる。

躑躅もベストポジションを見つけたのでしょう。

場を提供してくれた岩も、ベストパートナーを見つけた。

家の土台を岩が与え、家の屋根を躑躅が与える。

神話の中では一晩でお花が咲いたと書いてあるが、雨水を岩の隙間に蓄えて、

風に花粉を託し、いくつかの月日が過ぎ、結果的に花満開を迎えられたのでしょう。

蜜蜂も行く先が増えて、おかげで世界がより豊かになる。

美しい循環の世界を垣間見た。

大自然の中には、人生の、世界の、宇宙の法則がちりばめられているように思う。

まだ見出しきれていないけれど。

居心地よく生きて、最高の自分を迎える。

自分ですら知らない埋もれているギフト、気づかせてくれた場と仲間、人生は自分の居場所を探し出す旅みたい。

相乗効果のエネルギーが流れ続けるように、躑躅に見習って、生きてみよう。

落ち着き、咲かせ、次にバトン、さらに受け取る。

ずっととっておいた5月17日のカレンダー、この形として色付けられた。

ありがとう。



「植物日曆」

今年入手了一本名為「植曆」的文創桌曆。

每天撕一張,上面畫有不同的花草植物。

作者只勾勒了線條,所以可以依照自己的喜好上色。

今年快過去一半了,我還是沒能領略出作者的意圖,為什麼會在這天選這個植物呢?

圖案的底下不是花語,而是一則則人生小語。

這就更讓人匪夷所思了,為什麼這一日期會搭配這個意思的句子呢?

雖然百思不得其解,但神奇的是,那些個文字段落,總是能和我那天的心情相呼應。

舉些例子吧。

2020年1月2日 SNOWBERRY

【狂妄】懂得想像理想的生活,那些美好的事情,多都始於狂妄的夢與不明究理的自信。

把對自己的期待寫在一封信,藏在紙架裡面。


2020年2月1日 ORNAMENTAL ANANAS

【人厭】做自己最明顯的指標就是有人會討厭你。

想想你上一次得罪人,是不是因為做自己。


2020年4月1日 SMILAX ASPARAGUS

【小孩】 人努力長那麼大,不就是為了活得像小孩嗎?

買根棒棒糖吃。


類似這樣的日子。

其他還有很多觸動心弦的句子,但全部寫出來又太長,就再分享一個最近看到後心頭開心躍動的篇章。

2020年5月17日 ERICACEAE ERICA

這一日並不是心靈小語,而是介紹花的由來。

簡單來說,在遠古時代,地球上的花兒都已經選好居住的地方,

例如荷花選了湖泊,紫羅蘭挑了苔蘚,百合決定了水塘。

但一片光禿禿的山岩不論怎麼邀約,就是沒人願意來住。

正當它失望時,一棵不起眼的歐石楠回答道:

「我願意,雖然我不會開花,卻可以為你遮風擋雨。」

山岩於是開心地迎接了歐石楠,而隔天,岩石上竟開滿了漂亮的花朵。

讀完後讓我想到最近看到的文章。

每個人都有適合自己的最佳位置。

不必和別人一樣,也不必是第一名。

只要處在那能夠讓身心幸福雀躍就足夠。

例如舞台劇吧。

除了發光發熱的演員們之外,還有幕後那些許多的無名英雄在支援,如燈光師、音效師、美術組等。

當‘專業’與‘位置’處於一致的狀態時,最棒的團隊及舞台便誕生了。

歐石楠也如此,她找到了自己的最佳居所。

而提供場地的山岩,也尋覓到最佳伴侶。

岩石提供家的基台,歐石楠提供了屋頂。

神話中雖然是說一夜開花,但實際上也許是經歷了許多歲月,雨水存載於山岩縫隙中,

而風兒散播花粉,一步一步,最終迎接了綻開的花朵。

蜜蜂也多了踏青的好去處,世界因此更加豐富。

似乎窺見了一個相輔相成、源源不息的美麗世界。

大自然裡,好像藏著許多人生、世界、宇宙的法則,雖然我也還沒完全參透。

在舒服的位置上,做最佳的自己。

連自己也不知道的那埋在內心深處的寶石,遇見適當的場所及同伴,才能真正讓寶石發揮本該有的光芒。

人生,大概就是一趟尋找家的旅程。

期許自己能像歐石楠一樣,安住,綻放,傳承,再次迎接,讓生命的能量流轉不止。

特地留著的5月17日,用這個方式為它上了色。

謝謝。

Sony A7ⅱ

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