SEVENTEEN 17歳

17歳

もし一番好きな年を聞かれると
きっと私は「17歳」と答えるだろう

なんでかな

成人の一歩手前
17歳の自分
18歳に早くなりたくてしかたなかったのに
なんで18歳ではなく17歳を選んでしまったのかな

17歳
無限の可能性を秘めている
将来に対して
オトナに対して
心がくすぐられる
いろんな検証をしてみたくて
怖さ知らず
すべてがキラキラ輝いて見える
なにかぼんやりとしている理想を抱いて
わけもなく
あの憧憬に辿り着けると確信

特に
一番青春を謳歌している高校2年生
1年生の初々しさを脱し
3年生の受験戦争も遠い存在のように思え
どんな感情もぼやけておらず
なんでも鮮やかに感受する年頃

夢見る
泣く
笑う
怒る
悲しむ
妬む
嫌う

理由はきっと大人になった今から振り返ると
ちっぽけに見えるかもしれないが
感情を抑圧にしがちな現在より
堂々と味わっているほう
それによってとことん落ち込んだ時もあるけれど
今のトラウマとなる元もあるけれど
嫌いになれない

放課後
親友と校庭を歩き回って
卒業してもずっと連絡を取り合おうね
まさかわずか1年後に破られた約束

二日酔いの同級生の酒臭さを
全員で必死にカバーする
誰もどうすればいいか分からず
吐いてばかりしていた彼女の背中を撫でるくらいしかできなかった

一緒に悪さを実行しては叱られる
学園祭用の看板デザインを思いつかなくて
最終的に私の愛用トートバッグの柄を採用
テーマは「LOVE」
ふざけているのかいないのか
みんな笑いながらやっていたからいいかな

17歳 

ラムネ
サイダー
初恋のグリーンアップル味
しゅわしゅわ笑声溢れる碧空
友情という名のパステルカラー風船
知識教養が一気に広がるマーブル柄のガラス玉

青春に
ロマンティック、ドラマチックなワードを添えても
違和感がない
むしろもっと大げさなファンタジーを綴ってもいいくらい
あれほど
なんでも叶いそうな
どんな物語もあり得る年頃だから

スポンジのように
すぐ吸収して
自分らしい色に染まっていく
違うと思ったら
また透明色から染め直す
クリスタル

自由
奔放
創造
挑戦

懐かしいな
17歳の青春記憶

いつから「わたし」から境界線を引いてしまったのか
子供 少女 大人
分離ではなく
私の大事な一部分なのだ
その姿、思考癖を大切にしまおう
埃を待つ片隅にせず
時々眺めて枯れている心を潤わす

そして
また前に進む



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「十七歲」

如果問我最喜歡的年紀
我會毫不遲疑地答道

「17歲」

成人前最後一年
17歲時的我
總想著快點18歲而倒數著日子
那為什麼我是回答17歲呢?

17歲
蘊藏著無限可能
對於未來 對於大人
心中躁動不已
想檢測各式假設
初生之犢
無所畏懼
所有的一切看上去是那麼耀眼迷人
懷抱著某種模糊的理想
堅信自己可以成功

尤其是最致敬青春的高二生涯
脫去高一的稚嫩
而高三的聯考壓力還離我們很遠
任何情感都不馬虎
鮮豔赤裸地品嚐著

作夢
哭泣
歡笑
生氣
悲傷
忌妒
厭惡

現在回頭來看
當時的所有情緒都顯得微不足道
但比起容易選擇壓抑的大人社會來說
那時候認真面對感受的自己
還更體驗著人生
有時因此陷入低潮迴圈
也有些成為心裡創傷的根源
但是
我卻憎恨不起來那些日子裡的種種

放學後
和閨蜜走在校園裡
打勾勾約定好即使畢業後也要一直保持聯絡
卻沒想到僅一年承諾就被打破

還有全班集體掩護宿醉的同學
沒人知道怎麼解決
只好不停拍著她的背
希望可以緩解嘔吐的不適

一起做壞事再一起被叫到教官室
校慶時想不出看板樣式
最後竟採用我的愛用包包上的圖案
主題為「LOVE」
是不是再胡鬧?
我不清楚
但我們一邊笑一邊製作著

17歲

彈珠汽水
套圈圈
初戀的青蘋果滋味
碳酸泡泡滿溢的笑聲青空
名為友情的粉色汽球
知識學養一口氣擴散的玻璃彈珠

青春呀
為它敘述再多浪漫或戲劇性的辭彙都相襯
甚至編織出更荒誕的奇幻故事也無妨
17歲
就是這麼一個充滿無限可能的年紀

像海綿一般
恣意吸收並染成自己的顏色
覺得違和
再重新從透明開始調色
Crystal

自由
奔放
創造
挑戰

令人懷念
17歲的記憶
曾幾何時
它從「我」當中分離了呢?

小孩 少女 大人
所有過程都是我的一部份
不想切割
這次我要好好保存17歲時的情感和思考模式
不讓它成為積滿灰塵的角落
偶爾拿出眺望它的光芒
滋潤乾涸的心

然後
繼續往前

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